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家族学習会

家族学習会とは

精神障害者とその家族会などの当事者活動の育成強化を図るため、全国精神保健福祉連合会(みんなねっと)、横浜市健康福祉局、各区保健福祉センター並びに生活支援センターと連携して「家族による家族学習会」を行っています。
なお、家族学習会は「第4期横浜市障害者プラン」の中に、家族支援事業として位置づけられています。

★「家族による家族学習会」とは ★

・統合失調症を中心とする精神疾患を患った方のご家族を「参加者」(10 名以内) として迎え、同じ立場の家族が「担当者」〈3~5 名〉になって運営実施する、家族だけの小グループで行う体系的なプログラムです。
・専門家による講義が中心で行われる「家族教室」や「家族心理教育」とちがって、 家族学習会では家族心理教育のテキストを全員で輪読し、それに関連した家族の 体験を語り合います。その中で、疾患・治療・回復・対応の仕方などについて正しい情報とともに、家族自身の体験に基づいた知識や知恵を共有します。
・家族学習会に参加し、体験を共有することで家族の間に共感や支え合いが生まれ、 参加者の焦燥感や孤立感は次第に和らげられ、元気を取り戻していきます。そのため、家族会につながらずに孤立しているご家族や発症間もないご家族の参加を 特に歓迎します。

★「家族による家族学習会」の基本的な形★

1.グループはクローズド形式
 途中から誰でも参加できる形式でなく、1コースのが家族学習会を通じて毎回同じ人が参加する形式をクローズド形式といいます。
  家族による家族学習会では、家族の孤立感を家族同士のつながりによって軽減しようとするものでから、会を重ねながら、参加者が安心して心を許せるよう、毎回同じ人が参加する形式です。
2.1 回 3 時間程度、 5回を 1 コース
   連続した5回を1コースとします。開催間隔はそれぞれの学習会によって異なりますが、隔週毎か月1 回位です。
3.毎回、心理教育用テキスト「上手な対処、今日から明日へ」 全改訂第1版 ~学びあい 支えあい リカバリー~ を中心にして輪読し、それに関連した家族同士の体験的知識/知恵を出し合い、共有します。
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